バタバタと走る音が聞こえる。

あぁ、きっと剛也だな。

綾「なんで剛也を呼ぶ?」

達「あ?なんだ覚えてるのか?」

綾「さっき会った」

達「まぁ、いろいろとな」

剛「あ…にきっ……あの呼び方…っは…」

はあはあと息を切らせながら剛也は

話している。

達「あ゛?おまえ誰に向かって口聞いてんだぁ?あ゛?」

すると剛也はビクッと震えて

剛「ごめんなさい…」

と言った。

なんでそんなにビクついてんだ?

まさか………

って弟だもんな。考え過ぎか…。