君との365日


「んー…これ?あ、でも…あっちもいいかも」

「……」

「羽音は可愛い系似合わねぇし…んー…」

「……」

「清楚だけどー…綺麗だし。…胸あるし」

「……」

お分かりいただけただろうか?
今、まさに私は綾芽に水着を選ばれてる。
あれもこれもで色々着た。

まるで着せ替え人形のような気分だ。
服を着るだけでこんなに疲れることはない。

「羽音はどれがいい?」

「…それでいいよ、もう」

私が指差したのは黒が基調とされた水着。
胸辺りの上に白いレースがついている。

…下も、お揃い。
半ばやけくそで決めたのは内緒にしておこう。

「ん、似合う」

「ありがとう。綾芽は?」

「あたしはこれ」