別にって! 何よ、その反応… 少しだけ、心が痛むのを感じた。 「ハナ…ちゃ…────ハナちゃんってばっ!!」 「…どうしたの?」 冷静を装う 「ハナ大丈夫かよ?海の場所ココだってさ。近くに泊まるホテルもあるし便利じゃねー?」 來也がスマホで見せてくれた写真は、薄い青色が広がった海の写真と綺麗で上品な有名ホテルの写真 「海、綺麗だね」 「だよねー。」 「ホテル、温泉つきっ~♪」 温泉かぁ…