「お疲れさまです。」 私は意を決して、メトロの入り口のドアを開けた。 「奏ちゃん、お疲れ―。 あっ 今日、俊休みだから。 奏ちゃんっ!頼んだよ。」 タケさんの言葉に、私は拍子抜けしてしまった。 「えっ 俊休みなんですか・・・」 覚悟を決めてきたのに、休みだなんて・・・ まぁ、気まづい思いをしなくていいと思えば気が楽だけど・・・。