―奏― 君に捧げる愛の歌



はぁ・・・


勢いで来たものの・・・


学校帰りにそのまま来ちゃったから制服のままだ。


どうしよう・・・



彼に会うどころか、制服のままでは中に入れてもらえない。



私は、そんなことにも全く気付かなかった自分を責めた。







「おいっ そこのガキ!」