―奏― 君に捧げる愛の歌



「大城さんが好きになった人なら、きっと良い人なんだろうね・・・。

今日は有難う。
私は外来でもう行かなくちゃいけないから、崎谷君に宜しく言っといてもらえるかな?」



「はいっ!」



坂口先生は、外来の為部屋を出ていった。








――そして、楽しいハロウィンパーティーはお開きとなった。



「陽子ちゃん、佑真。
今日は来てくれてありがとう。」



「ううん。私も子供たちと遊べて楽しかったし♪」



「俺もまた子供たちに会いに来るよ!」



「ありがとう!!佑真っ
子供たち、すっごく喜ぶよ!!」



佑真の明るいキャラは、子供たちにも大人気だった。