「どう?小児科のバイトは。」 「すっごく楽しいです!! 子供たちはかわいいし・・・ なんか、私の性に合ってるみたいです!! 坂口先生、誘って下さって有難うございました!!」 私は坂口先生に頭を下げた。 「そうか。それはよかった。」 「でも、子供たち可哀想ですよね・・・。 あんなに小さい身体で、病気と闘ってるなんて・・・。」 小児科は病気の重い子から、数日で退院できるような症状の子まで、様々だった。