―奏― 君に捧げる愛の歌



そして、この前佑真に告白されたことも打ち明けた。



「そっかぁ・・。」



陽子ちゃんはあまり驚いていない様子。



私はあんなに驚いたのに・・・・




「で、どうするの?」



「もちろん、佑真のことは好きだよ。
私にとって大切な存在。
でも・・・・、それは友達として。
佑真の気持ちには答えられない。

それに・・・・・
私、俊のことが好きって気づいたから・・・」



私は自分の気持ちを陽子ちゃんに伝えた。



陽子ちゃんに隠し事は出来ない。