―奏― 君に捧げる愛の歌



どうやら、
修理に出してたギターが戻ってきたので、お店に取りに行って欲しいらしい。



何で私まで一緒に行くのか疑問だったが、断れる雰囲気ではない。





「明日、12時に駅前な。」



そう言うと、俊は私の頭をポンっと叩いた。







・・・・・てゆうか、

休みの日に二人だけで会うなんて・・・・



なんか、デートみたいじゃんっ!!





タケさんのお使いなのは分かってるけど・・・



メトロ以外で俊と二人だけで会うなんて、緊張するよ・・・・



私は明日が不安になってきた。