泣きながらおばさんは言った。

「もしも、そらがはるちゃんの事を忘れてもおばちゃんは絶対はるちゃんをそらのお嫁さんに貰うからね。」

我慢してた涙が零れた。

嬉しかった。

こんなに優しい人がいるのかって疑問に思ってしまうくらいおばさんは優しい人だ。

こんな素晴らしい人に育てられたそらだからあたしは好きになった。

この人の娘になりたいって心の底から思った。

そらに会いに行こう。

病室まで走った。