お姫様抱っこで屋上に来た。 そして私をゆっくり下ろしてくれた。 「夢李亜?大丈夫か?」 「大丈夫だよ」 さっきよりもだいぶ楽になった。 「どうして・・・倒れたんだ?」 「朝から・・・具合悪くて・・・」 「そっか・・・」 「「………………」」 しばらく無言が続く。