real world




直人は悲しそうに笑う。



「花音は、お前が幸せになるなら、何でもする。それが花音の夢だからな。」




実に花音らしい、シンプルな答え。


僕が望んでいる事、


花音が願っている事、



二つは、きっと同じ。




『あっ!Syogoさん!Naotoさん!お待たせして大変申し訳ありませんでした。リハーサルです!お願いします!』





2人とも、


幸せに暮らせる未来を。


どうか、


お互いが望む事を叶う未来を。




「リハーサルだってよショウゴ。」


「聞こえてるよ。…行こう。」




僕は僕と花音、君との未来を、



守って見せるよ。



叶えてみせる。





僕らの現実の世界を、変えてみせる。





僕らは、進み続ける。