花音=ケンカ


なんて繋がらなかったけど、よく考えてみれば特Aクラスなんだから当然強い訳だ。



「プロかなぁ…にしては弱かったけど。」



そう、花音はものの5分で屈強な男を2人沈めたのだ。


ちなみにあとの3人は僕と十羽先生が縛り上げている。



『ちっ、捕まっちまったよ。』



僕に捻り上げられている男が毒づいた。なぜか抵抗する素振りを見せない。



「ずいぶん余裕だね。何かあるの?」



ちょっと力を入れて脅してみた。



『っ…なにもねぇよ。俺達はただ伝言ついでに出来たら拘束して来いって命令されただけ。』


「誰からの伝言?」



すると男は花音の方に顔を向けニヤリと笑った。嫌な感じかした。


それを感じたのか十羽先生は自分が捻り上げている男達を気絶させて、警戒を強める。







『―君なら分るだろ?彩野 花音。―』







わかる?






花音が?