また震える声で凛耶くんはあたしに言った。
「最後に凛菜ちゃんの体温感じさせて…」
ぎゅうっとあたしを抱きしめる手に力が入った。
あたしのことを本気で好きって言ってくれた。
それはすごく嬉しい。
だって凛耶くんは、あたしにもったいないくらいの人だから。
ごめんね…
それからありがとう。
凛耶くんがあたしから離れるとまた、あの無邪気な笑顔に戻っていた。
ただ図書室から出た後に気づいたの…。
凛耶くんが顔を埋めてた、あたしの肩の部分が少し濡れてた。
優しく強い凛耶くんに愛されたあたしは幸せものです。
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