こんな私が恋してます。




「須田優翔…くん?」

「…誰?」


呼び止められて、後ろを振り向くと割と端正な顔立ちをした亜麻色の髪をした男が立っていた。


「今…時間もらって良い?」

「あぁ、少しなら…」


俺は男の後ろを着いて行くと、空き教室に連れて来られた。



「こんなとこまで来て…俺に何の用?」


教室の壁にもたれ掛かってる男に聞く。


「お前ってさ…大野凛菜ちゃんの彼氏だろ?」

「そうだけど…何か文句でもあんの?」

「別に…ただ……」


男はふっ、と笑って俺を見る。


「あの子に本気になっただけ」