それから数日経った日、

放課後あたしと栞里で学校近くのカフェに来ていた。



「で?相談って何よ?凛菜が珍しいよね」


アイスミルクティーを飲みながら、栞里は上目遣いであたしを見る。



「相談ってほどでもないと思うんだけど……」


あたしの相談内容というのは、


「この間プリントを持って来てくれた男の子…分かる?」


もちろん凛耶くんのこと。


「あー分かるよ。凛菜とめっちゃ名前似てる子だよね?」

「知ってるの!?」


栞里と同じアイスミルクティー片手に身を乗り出す。