それは優翔くんと会ったこと。 あたし達がルールを決めたんだよね…。 何だか懐かしいね。 クスッと笑えてきた。 「何か面白い本あるかな…」 ぐるぐる図書室を歩いていると、 「…大野さん?」 聞き覚えのある声がして、窓際の椅子がたくさん並ぶスペースを見る。 「あ、えっとー…久坂くん」 椅子に腰掛け、本を読んでる久坂くんが。 すごくさまになってる。 「久坂くん…一人?」 「うん、一人」 久坂くんが一人って意外かも…。 優翔くんみたいに、たくさんの友達に囲まれてる様な人かと思ってたのに。