プリントをファイルにしまっていると怪しく笑い栞里があたしを見る。 「彼のかっこよさに心変わりしちゃった〜…とか?」 「そんなことないよ!あたしは優翔くんに一途なの」 「で?さっき話してた彼とは何があったの?」 あたしはため息を一つ吐きながら、一部始終を栞里に話した。 「それで…メアドとかを交換した訳で……」 「ねっ、凛菜?」 「ん?」 「それは軽く優しいナンパじゃない?」 ナンパ…… あたしが生きてきた16年間で一度も経験がないから、 ナンパってどんなものかイマイチ分からない…。