保健室に入ると、独特の匂いが鼻を刺す。
さすが保健室。
気温はあったかい。
「あったかーい。保健室って良いね」
「だろ?何回か保健室でサボったことあるじゃん、俺ら」
「あるね。優翔くんのせいで単位が心配だけど」
「だって凛菜と一緒にいたいしー。しょうがねぇよ」
「照れるな〜…」
自分でも頬が熱くなるのが分かる。
ごまかすためにも保健室の長椅子に座った。
優翔くんも隣に座る。
横顔もかっこいい…。
「…かっこいいね。優翔くん」
「ヤバい。それすげー嬉しいんだけど」
あたしの頭を優しく撫でてくれる。
この手が大好き。

