あたしの冷たくなった手を、優翔くんのあたたかい大きな手が包み込んでくれる。
寒さと恥ずかしさとで赤くなってしまう。
「優翔くん、どこ行くの?」
「もうすぐ着くよ」
「…っていうか、授業どうするの?あと1分ぐらいでチャイムなっちゃう…」
「サボるに決まってんじゃん」
マジですか…。
で、でも!
あたしが急にいなくなったりしたら栞里が心配しちゃう…
「優翔くん!栞里にメールする」
「多分返信こないと思うけど…」
「えっ…どうして?」
「太陽と遊んでるから」
栞里もサボってるの!?
大好きな人と一緒にいれるのは嬉しいけど…

