足は自然とあたしの家の方向のバス停へ行く。
ダメ……
これじゃあ、チョコ渡す機会失っちゃう。
「ゆ、優翔くん!」
「どした?」
「どっか…どっか公園でも寄ってこうよ!」
「良いよ。デートみたいで楽しそうだし」
「良かった…」
確か学校から10分ぐらい歩いたとこに公園あった気がする。
そこを目的に歩くあたし達。
他愛のない話しをしてる中で気づいたことがある。
女の子達からチョコをたくさんもらってたはずなのに、持ってないっぽい。
もしかして、あたしに気を使ってくれたのかな?
そうだったら、女の子達には申し訳ないけど…
ちょっと嬉しい…。

