やっとチョコを渡してくる女子が途絶えてきた放課後。
待ち切れなくなった俺は、凛菜の教室まで来ていた。
「あっ!優翔くん!」
「凛菜!」
俺に気づいた凛菜がほうきを持ったまま駆け寄ってくる。
掃除当番だったのか…。
駆け寄ってくる姿も可愛い。
「なぁ凛菜、一緒に帰るぞ」
「うん!掃除早く終わらせるから待っててね!絶対、絶対待ってて!」
「あ、あぁ…」
どうした凛菜?
いつもより押しが強い気がするのは俺だけ…?
チョコを渡したいから絶対一緒に帰りたい…ってゆう意味かも……
やっぱし俺、期待しちゃって大丈夫そう!

