ぎゅっと強く抱きしめられる。 しかも階段で。 久しぶりに優翔くんに抱きしめてもらった。 あったかい…。 優翔くんより一段下にいるあたしは、優翔くんのお腹に顔を埋める。 大好き… 「…優翔くん大好き」 「俺も凛菜が大好きでしょーがないのに…気づいてやれなかった」 「そんなことないよ」 「今助けてやるから…」 優翔くんのその声は震えていて… どこか優翔くんじゃないみたいだった。 だけど良かった… あたしから離れてく気がしてたの。 ゙助けてやるから゙ この言葉は嘘だとしても心強い。