あたしと優翔くんはバッと放れる。

お互いベッドの上でそっぽ向いた感じで。


慌てるぐらいなら最初からカーテン閉めときゃ良かった…。


「あれ…先生いないの?」


声のした方を見ると、長い明るめの茶髪を高い位置でポニーテールにし、

少し濃い化粧をしたスラリとしてる女の子。

あとスカート短い…。


その女の子は、あたしと優翔くんを見てこっちに来る。



「ん…?優くん?」

「北川…?」


二人の空間に入れてないあたし。

もしかして、二人とも知り合いなのかな?