凛菜はオドオドした表情をしてる。


挨拶くらい彼氏としてしないとマズイしな…。


「優翔くん…それっていつ?」

「出来れば近々」

「分かった……でもね!」


忠告する感じで目を見開き凛菜は話す。


「あたしのお父さん…きっと怖いよ…?」

「逆に娘の彼氏が来て怖くならないお父さんって、いないんじゃない?」

「なら良いけど…」


え…?

そんなに怖いのか…。


俺、すげぇ不安になってきたんだけど!?


怖じけづいた俺は話しを変えて、あとはずっと凛菜と抱き合ったりして過ごした。