てか、スエット大きい。 ズルズル引きずる…。 優翔くんの部屋の扉を軽くノックした。 「優翔くーん……」 「あ、凛菜。めっちゃ可愛い」 「可愛くない」 「可愛い」 冷やかすのやめてほしいんだけどー…。 「じゃっ、次俺行ってくるから…好きにしてて」 「うん」 携帯を閉じて、あたしと入れ代わりで部屋を出た。 ただ、その……… 男の子の部屋に一人取り残されると… 落ち着かない。 ソワソワしながら床に座る。 あ… 文化祭で使ってたギター…というかベース。 机に倒れるかのように置いてある。