だけど今は彼氏だって。
少しの間で、ぐっと距離縮まったな。
「はーい、また明日ね」
携帯を閉じて、凛菜はまた俺の隣に座る。
「オッケーって言われた…優翔くんと一緒にいれる」
「凛菜と一緒にいれる…でもそれより、彼氏って言ってくれたよな?」
ニヤッと笑って凛菜を少しイジメてみた。
この余裕ない感じになる表情が堪らなく好き。
「そ、その〜…優翔くんはあたしの大好きな人だから…嘘つく必要ないかなぁ〜って…」
「え、なになに?もっかい言って?優翔くんはあたしの……?」
「言いません!それにお父さんには秘密だし!」
でた!
俺ら男にとって一番緊張して、かつ怖い彼女のお父さん。

