せめてもの照れ隠しで目を逸らす。
でも、あたしの頬を優翔くんが両手で包み込み、目を逸らさせないようにする。
ヤバいよ、あたし…!
ドキドキして心臓がどうにかなってしまいそう。
この状況…
どうかして切り抜けなきゃ!
「ゆ、優翔くん!」
「ん?なぁに?」
「お腹すいたなら……あたしが何か作ってあげる」
「マジで!すげー嬉しいけど…凛菜って料理出来たっけ?」
ギクッ。
でもね、大丈夫。
宿泊研修の時に料理出来なくて後悔したから、ちょっと練習したの。
いつかまた、料理する時が来たら彼女らしく手料理作ってみせる!
そうやって決めてたから!

