無理無理無理!!
後ずさりするあたしの前に優翔くんが立つ。
何か彼氏っぽいシチュエーション。
「柊也、悪いけどこのメイドさんは俺の」
「優翔のかよー。じゃあ俺の負けだわ、ごめんねっメイドさん」
罰が悪そうな顔をしながらも、柊也という人はウインクをして体育館を出てく。
俺の…―ああいう風に言われると何だか、すごく嬉しい…。
あたし、優翔くんの彼女なんだ…って実感湧くの。
「何よ、あのチャラ男〜」
栞里は太陽くんに不機嫌な顔をする。
「ちょっと女好きなヤツなだけ」
そこは優翔くんが笑顔で栞里に話す。

