こんな私が恋してます。




体育館を出て行く人の波について行ってると、


「凛菜!!」


あたしの大好きな声がする。


「優翔くん!」


人の波を避けて栞里と二人で体育館へ戻った。



「お疲れ様!」

「サンキュ!」


左腕で大きなギターケースを抱えてる優翔くんは、

右手であたしの頭を撫でた。


相変わらず優しい手。



「栞里ちゃん!」

「太陽!」


優翔くんと同じ様にギターケースを持ってる太陽くんが、走って来た。


「栞里ちゃん、俺の愛の叫び聞いた!?」

「うるさいわね!バカッ!」


太陽くんの肩をバシッと叩く。

栞里の完全なる照れ隠し。