「栞里ちゃーん!!」 「えっ!?ちょっ、たっ、太陽!!」 体育館はザワザワとしながら栞里を注目する人もいる。 あたしも栞里をバッと見た。 「いつも迷惑かけてごめん!でも…俺…栞里ちゃんが大好きだっ!」 「太陽……」 間奏が流れてるはずなのに、栞里と太陽くんの空気はすごく静かな気がしたの。 あたしにしか聞こえないような小声で栞里は呟いた。 「知ってるよ…バーカ…」 素直じゃない言葉に聞こえたけど… 栞里は目をウルウルさせてた。 言葉にしないだけで、ほんとはすっごく嬉しいんだよね?