二人でまた狼達の所へ戻る。
ジュースの入ったグラスを置くと、太陽くんはまた栞里にギュッと抱き着く。
「ゆ、優翔くん。放してもらうことって…」
「無理」
また腰に手を回されて逃げられないようにされてるあたし。
「ネックレス…付けてくれてるんだ。今日も」
「うん。大切だから」
「それは俺のものって証だから外すなよ?」
大好きな優しい笑顔を向けられると、胸がキュンとする。
「凛菜、俺達のバンド見に来てな?」
「うん見に行く。かっこいい優翔くん見たい」
そう言うと腰に回した手に力が入ったように思えた。
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