ぱっと目を開くと見慣れた天井があった。


あたしの隣では、寝息をたてる貴方がいる。


これが普通のカップルならごく自然なことかもしれない。


でも違う。


貴方はあたしの彼氏でもなければなんでもない。


親友の彼氏なのだ。