「毎年3年生が出てるみたいだから、今年もそれでいいんじゃない?」
「俺もそう思ってたんだけどさ。
美涼さんが、今年は2年を出させるって言ってるらしいよ?」
「え!?なにそれ聞いてないんだけど!」
「だってさっき思いついたんだもーん」
「!?」
いきなり、よく通る綺麗な声が背後から聞こえてびっくりして振り返ると、ジャージ姿の美涼先輩がにっこり笑って立っていた。
「美涼先輩!」
「これって、新入部員の勧誘も兼ねてるでしょ?辻村くんが入って、無駄に今年の2年は顔レベル上がったからさ、そっちに出てもらおうかなーって」
あは、と笑ってそう言う。


