「辻村くんは何に出るの?」
なんとなく、私と弥代、辻村くんの三人で並んで歩くことになる。
「バスケとバドとテニス」
「うわ、疲れそう」
思わず本心が漏れて、辻村くんが呆れたように私を見た。
「そう言うあんただって結構ハードだろ」
「いやいや、バドとか無理だもん。明日筋肉痛になるの目に見えてるっていうか」
私、壊滅的にバドミントンとテニスが苦手なんだよね。
なんだろう、ラケットに嫌われてるのかな。
なんて考えてたら、隣でぷっと吹き出す音がした。
なんだ、と隣を見ると、弥代が肩を震わせて笑いをこらえていた。


