俊哉がいなくなって、静かになった寝室の天井がグルグル回っているように見えた。 熱を出すといつもこうだ。 辛い。 体が重たい。 薬を飲んだのにも関わらず、熱が上がっているように感じた。 体が熱をもって、熱い。 バカは風邪ひかないっていうのにな。 あたし、バカじゃなかったのかな・・・。 いろいろ考えていると、また頭痛がしてきた。 ・・・寝よう。 とりあえず寝るんだ。 目を閉じる。 しばらくして、夢を見た。