「アキラ、これ…バレンタイン」
アキラにクッキーを渡す。
「え……マジ…?」
見る見る顔が青くなるアキラ。
赤く、じゃなくて青く。
「なんでそんなに怯えてるの…?」
「いや、だってさ…」
いや~な予感しかしない。
「お前の手作り…?…毒とか…盛った…よ、な…?」
「………やっぱ別れて下さい」
「え!?嫌だ、駄目だ」
あのね、彼女から手作りクッキー貰って毒盛った?とか聞く彼氏居る!!?
「…だってよ、私を泣かせたからこれくらいの仕打ち…!とか思ってねーよな?」
「…泣く前に作りましたから」
「…なら安心して頂こう」
袋を開け、中のチョコクッキーを取り出すアキラ。
「見た目は……合格」
「見た目はって何見た目はって」
アキラがクッキーを食べる。
なんかドキドキする……

