走って走って…
さっきの道を戻る。
家の前に着くと止まって、荒れる呼吸を整えた。
家のドアを開け、中へと入る。
シンとしている家。
私は不思議に思って、リビングに行くと机の上に一枚のメモが置いてあった。
それを手に取って、見る。
『大樹と一緒にお昼行って来るね!それと一花ちゃんから電話きたからよろしくね 母』
あ、そっか。
昨日言ってたな…
大樹と一緒にバレンタインデートしてくるって…
私は……チョコ配らないといけないから断ったけど…
一花…電話してきたんだ…
どうしたんだろ。
もしかして付き合えちゃった?
それとも……
私は一花の家へと電話をかける。

