「アキラ、お餅おかわり~」



アキラに空の茶碗を渡す。


「俺お前が幼なじみで女でお隣じゃなかったら殴ってる」


「悪いね、私は幼なじみで女でお隣だ」




アキラはため息をつきながらキッチンへと向かった。



空の茶碗にお餅を入れて戻ってきたアキラ。




「お前…」


「んー?あ、後で寝ようかな……」



「餅食って食って?寝て?…正月ライフ満喫しすぎだろ、デブ」





「やっぱ金払えコノヤロー…」






仕様が無いから今年もあんたのその小さい心と付き合ってあげる。





…今年もこれからもずっと、よろしく、アキラ。











        お正月編 END