「か…櫂理さん…。後ろに立たれると…。」 恐る恐る振り向くとワインを傾け、シャツが少しはだけた櫂理さんがいた。 妙に色っぽく見えるのは私だけですか…? 私は慌てて視線を戻した。 そして、洗い物の手を止めておつまみのチーズをお皿に出しながら 「ち…チーズ出すので座ってくだ…ッ。」 ぬわーーーッ!?