「キャー!楽しい!」 遠くから女の声が聞こえた。 俺は女が苦手だ。 「チッ……。」 俺は瞼を開けて少し苛立っていた。 この屋敷の中で声…母さんか養子の…いろはだったっけ。 母さん曰くもの凄い美形な女らしい。 俺は全く興味がなかった。 女なんて腐るほど居る。 ひっついてくるのは俺の顔目当て。