馬鹿みたいに大きく声を出してしまった。 驚くと声が大きくなるのは私の無駄な癖。 香穂は驚きもせず、首元の痣を髪の毛で隠している。 私はちょうど洋服で隠れていて、ラッキーだ。 香穂は私の洋服を直すように首元を触る。 「ちゃんと隠さなきゃダメよ!」 そう私に言うと、誰かに電話した。 「ちょっとごめんね」 と言って、外へ行ってしまった。