綺麗な二重で、吸い込まれそうなほど 澄んだ黒目から目が離せなかった 『聞いてる?』 眉間にシワを寄せて、お前大丈夫? みたいな顔で言葉を放つ そんな怖い顔、綺麗な顔が台無しね だいたい誰だよ、私は視線を外した 冷えきった缶コーヒをあけて タバコに火をつける キンッー… 私とこいつしかいない 屋上にzippoの音だけが響く 『まりあはzippo派かぁ』 私の手から勝手にzippoを取り上げて 胸ポケットから出したタバコに 慣れた手つきで火をつけた キンー… ジュ