「フッ。

可愛い男だな?」


「///」


「さぁ、行くぞ、朱音」


「は・・・はい」

・・・

かくして、

藤沢朱音16歳。

とんだことになりました。

・・・

ここではどうやら、

男として、いなければいけないらしい。

・・・

この時代の成人した男の傍に、

女中以外の女を傍に置くことを、

禁じられてるとか。

・・・

何かの本で読んだ。

・・・

私は光の家臣・・・

もしくは使いの者…程度か?

とにかく、

光の傍を離れるわけにはいかない。

私はこの世界に頼れるものなど、

誰一人いないのだから。