「一度きりでいいですから、

私と寝てください」


「・・・・は?」

…今なんて?

・・・

「初めてなのです、

こんな気持ちになったのは…

朱里様になら、この体、

心もすべて捧げてもいい」


頬を染め、

潤んだ目つきで言われた。

って!!

だから、私は女なんですってば!

・・・

抱けるわけがないでしょう?

・・・

「あ、あの・・・

私、そう言った経験がないんです・・・

ですので・・・」


「いいではありませんか、

私が手取り足取り、お教えします」


・・おいおい、

そう言う問題じゃないっての。