振り返ったら、そこには見慣れた顔が。


「桃ーー!」

私は思わず抱きついた。

「ちょ…ちょっと苦しいってば」

「ごめんごめん、嬉しかったから…」

この子は、藍川桃。

頼りになる女の子。

しかも可愛い!