帰り道。


「ねぇねぇ!新入生代表の子、物凄く美人だったよね!」

桃が興奮気味に話しかける。


桃は、可愛い物や、美しい物が大好きなのだ。


あまりに好きなため、男子には引かれ、モテなかった。


女子には人気だったけどね。


「うん…そうだね。」


「何よその生返事はー!てか、あんな美人が登場して、さくらも初の"二番"かもね〜♪」


「へ?何が二番?」


私は首を傾げた。