「私…侑が…、あんたのことが ずっと好きなんだ---…」 侑の目が大きく見開かれた。 そして、侑はこれまでの自分がしてきたことが、ようやくわかったようだ。 「お、俺…何も知らないで、ずっと……。」 私に璃音の事を相談してきたことに罪悪感を感じているみたい。 「ごめん…。ホントにごめん…。」 「ううん。私も…侑にウソ、ついたし……。」 「ウソ?」 「それはまだ言えないけど、すぐわかると思うよ。」