「…そっか…。よかった。俺にもまだ望みがあるんだな!」


嬉しそうな侑。


…璃音の好きな人が侑だって言ったらもっと喜ぶんだろうな…。


「葵、わざわざありがとな!」


お礼なんて言わないでよ。


わたしは侑にウソついたんだから…。