素奈多は、見透かされたのでどぎまぎする。
「う、ううっ……。悪い?」
クランはクスッと笑った。
悔しいことに、笑顔が素敵だった。
「おまえの名前は?」
素奈多はポツンと答えた。
「そ、素奈多……」
クランは、ニィッと笑うと、バサッとシーツを翻して立ち上がった。
シーツを身にまとい、うやうやしく礼をする。
さっきの夢の中の王子様のようだった。
「う、ううっ……。悪い?」
クランはクスッと笑った。
悔しいことに、笑顔が素敵だった。
「おまえの名前は?」
素奈多はポツンと答えた。
「そ、素奈多……」
クランは、ニィッと笑うと、バサッとシーツを翻して立ち上がった。
シーツを身にまとい、うやうやしく礼をする。
さっきの夢の中の王子様のようだった。


